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イマックスの歩み History

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歴史

始まりは大正11年。今市簡易水道株式会社として出雲市の中心市街地の水道普及に努めました。その後ガス事業に関わり、昭和34年には管・水道施設工事の今市水道株式会社として再スタートします。各市町村の簡易水道の新設・拡張工事で着実に業績を伸ばし、平成に入ると宅内下水道工事も数多く手がけるようになりました。いつの時代も地域環境により添い貢献したいと言う強い願いから生まれた企業です。

創業まで(今市簡易水道時代)

大正11年 1922年 昭和34年 1962年

明治中期から、安全でおいしい水道水が求められ、全国各地で上水道の整備計画が策定されました。その時代背景を受け、大正11年にイマックスの前身である「今市簡易水道株式会社」が設立されます。資本金は10万円、社長は初代出雲市長となる山田金右衛門が務めました。昭和15年には社名を今市水道株式会社とし、その後水源地拡張、配水管増強で出雲市の給水区域の拡大に尽力しました。昭和33年に出雲市の水道事業がおおむね終了したことにより、出雲市に水道事業を譲渡し、今市簡易水道株式会社として始まったイマックスの前身企業はその歴史を終えました。

創業

昭和34年 1962年 昭和58年 1986年

昭和34年6月、水道、暖房、衛生、その他配管工事の請負を専門で行う新会社として前身の社名を引き継ぎ「今市水道株式会社」が設立されます。出雲市の中心地である今市町に事務所を借り、自転車、バイク、荷車各1台でのスタートでした。当時の社員は7名、スコップとツルハシで土を掘り、荷車を使うなど人力工事に汗を流しました。
 時が流れるにつれて同業他社の台頭により請負工事の競争が激しくなる中でも昭和49年には当時の簡易水道では北海道に次いで2番目に大きい工事であった「上津・稗原地区簡易水道工事」、昭和55年には「出雲空港旅客ターミナルビル新築給排水設備工事」を受注するなど大型案件にも恵まれ、順調に業績を伸ばしました。

混迷と上昇

昭和58年 1986年 平成9年 1997年

昭和57年に行われた「くにびき国体」後は公共工事の抑制、民間工事の減少により昭和62年の31期決算では当期純損失を計上するなど厳しい経営環境に直面しました。
翌年にはこの危機的状況を打開するために日立造船が製造元である「杜仲茶」の販売代理店契約を締結し半年限りの兼業業務を行いました。全社一丸での販売活動により2期連続損失を回避することに成功しました。
 平成に入ると大手ゼネコンとの事業を通して技術レベルの向上を進め、平成2年には売上高10億円を達成します。平成8年1月には現社屋の建設をスタートし、同年7月に完成しました。その後は順調に業績を伸ばし平成9年、42期決算では売上高は25億円を超え、混迷期からの復活を遂げました。

効率化と顧客満足の追求

平成9年 1997年 平成21年 2009年

 平成11年以降、同業他社が厳しい受注環境に置かれる中でもPC・情報共有化システムの導入による作業効率の向上を図るなど、自己責任・自助努力での受注、新規分野の開発、合理的なコストダウンに努めると共に、絶えず技術革新に励みながら良質な仕事を心掛け、事業を拡大していきました。これにより平成13年、45期決算では売上高は27億円を突破し、過去最高を更新しました。公共工事依存からの脱却を図り、民需開拓に力を注ぐ、”仕事をもらう時代”から”仕事を創造する時代”に大きく変貌していきました。平成15年1月には島根県内を大寒波が襲い、いたるところで凍結漏水が発生、1週間で300件近い修理依頼があり電話回線はパンク状態になりました。平成中期には官需から民需へと事業展開を進める中で、ホームページの作成やお客様アンケートを行い、顧客満足を第一に考えサービスの向上を図りました。

創立50周年・セカンドステージへ

平成21年 2009年 平成30年 2018年

 平成21年12月より、創立50周年を機に社名を「今市水道株式会社」から現社名、「イマックス株式会社」に変更します。”お客様の笑顔 それが私たちの願いです”を基本方針に加え、更なる顧客満足度の向上を目指しました。
 平成24年に完工した「島根県立青少年の家 空調整備(機械設備)工事」では約20年前に自社施工した現場を若手社員が改修するという感慨深いものでした。また同年4月には資産の有効活用を目的として建設を行っていた「シスルビーマンションⅠ」が完成し、山陰発となる居住者自身が売電契約できるマンションとして売り込みました。平成28年には厳しい時代を勝ち抜くため、中期経営計画を策定し経営目標を高く掲げました。その一環として経営理念を「魅力の創造」とし、経営ビジョンに「イマックスの存在感を確固たるものとすべく、質の高い人間力、組織力を構築する」と改め、「地域で一番働きたくなる会社」を第一目標に掲げました。ワークライフバランスの見直しが求められる社会情勢にあわせて、プラス3休暇やマイチャージ休暇といった独自の休暇取得制度を制定し、魅力ある就労環境の構築を図りました。

60周年以降

平成30年 2018年

 令和元年7月、創立60周年記念式典・祝賀会を開催。100年企業へ向けて新たなスタートを切りました。
その後は従業員からの要望に応え、社屋の設備改修や新倉庫の建築など従業員満足に向けた取り組みを行いました。
令和4年には「質・量ともに地域NO.1企業グループへ」と題し第二次中期経営計画を策定。経営ビジョンを「ライフラインを守る自分達の仕事を誇れる働きがいのある会社」とし、自分達の仕事が地域のライフラインを守る重要な役割を果たしていることを再確認し、全社員が自分達の仕事に対する誇りを持てる、働きがいのある企業を目指し邁進しています。

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